日本産の水産物の輸入を停止していた中国をめぐり、鈴木農林水産大臣は、「冷凍ホタテ」が中国へ出荷されたと明らかにしました。
鈴木憲和 農林水産大臣
「冷凍ホタテ約6トン。これを11月5日に発送し、塩漬けのナマコ約600キロを11月10日に発送予定」
日本産水産物をめぐっては、2023年8月に東京電力・福島第一原発の処理水放出に反発した中国が輸入を停止していましたが、今年6月、10の都県を除いたかたちで輸入再開を発表していました。
今回、輸入停止の措置以降、初めて出荷されましたが、中国に輸出できる事業者は現時点で北海道と青森の3つの施設にとどまっています。
鈴木大臣は「残る施設の速やかな再登録を働きかけていく」と話し、「残された10都県の規制撤廃も強く求めていきたい」としています。
AIの成長可能性は過小評価されている、バブル懸念せず-クアルコムCEO