サイバー攻撃でシステム障害が発生している通販大手のアスクルは、法人向けの通販サービスを12月上旬から再開する予定だと発表しました。

先月19日、アスクルは身代金要求型のコンピューターウイルス=ランサムウエアによる感染でシステム障害が発生し、通販の受注や出荷を一時停止。

先月末からは医療機関や介護施設向けのコピー用紙やごみ袋などの出荷を再開していましたが、アスクルは今後、範囲を拡大し、12月上旬からは通常出荷を再開させると発表しました。

システム障害の原因や範囲については調査中で、個人情報が流出した顧客へは順次、連絡しているとしています。

また、その他のサービスについても、安全性や安定稼働を確認しながら復旧範囲を拡大していくとしています。