経営再建中の日産は、横浜市にある本社ビルを970億円で売却すると発表しました。今後は賃貸契約を結び、使用を続けるということです。
日産は2009年から使用している横浜市の本社ビルを970億円で売却すると発表しました。売却先は台湾の部品メーカーが出資する会社で、日産は賃貸契約を結んで引き続き本社として使用するということです。
日産は、この取引でおよそ739億円の特別利益を計上する見込みで、資金はAI技術の導入や研究開発の費用などに充てるとしています。
こうした中、日産はまもなく今年度の中間決算を発表します。すでに今年度の営業損益は2750億円の赤字になる見通しを発表している中、最終損益の見通しを発表するかが焦点です。
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