(ブルームバーグ):米ヤム・ブランズは、競争が激化するピザ市場で低迷する傘下ピザハットについて、戦略的見直しに着手した。今後の選択肢を検討している。
クリス・ターナー最高経営責任者(CEO)は声明で、「ピザハットの業績は、ブランド価値を最大限に引き出すために追加の措置を講じる必要があることを示しており、それはヤム・ブランズ以外で実行する方が適している可能性がある」と述べた。
ライバル各社が成長を促すため販促活動を強化する中、ピザハットは他社に後れを取っている。ドミノ・ピザとパパ・ジョンズ・インターナショナルは、直近の決算で北米事業の拡大を報告した。
声明によれば、ヤムは戦略見直しの完了期限を設けていない。ヤムはこのほか、タコベルやケンタッキー・フライド・チキン(KFC)を展開している。
ピザハットの既存店売上高は、7-9月(第3四半期)に世界全体で1%減少し、8四半期連続の減収となった。
原題:Yum Launches Strategic Review for Pizza Hut Amid Sales Slump (2)
(抜粋)
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