APEC首脳会議に出席するため韓国を訪問していた高市総理が、台湾代表として参加していた林信義氏と会談したことについて、頼清徳総統が謝意を表明しました。

台湾の頼清徳総統が3日、自身のSNSを更新し、「高市総理が林氏との会談で台湾への支持を表明し、双方の経済・貿易関係深化に努めると述べた」と謝意を表明しました。そして、「日本と手を携え、革新と繁栄を実現できるよう期待している」とコメントしました。

会談は1日に行われ、高市総理は「台湾は緊密な経済関係と人的往来を有する極めて重要なパートナーで、大切な友人だ」と話した上で、「引き続き幅広い分野で日台間の協力と交流を深めていきたい」と呼びかけたということです。

これに中国外務省は1日、「台湾独立勢力に誤ったメッセージを発した」とする談話を発表。日本側に対し、強く抗議したことを明らかにしています。