アメリカのトランプ大統領はイランへの大規模攻撃の可能性を示し、核開発問題の解決に向けた交渉に応じるよう迫りました。イラン側は「いかなる侵略にも強力に対応する準備ができている」などと、けん制しています。

トランプ大統領は28日、SNSに原子力空母エイブラハム・リンカーンが先導する「巨大な艦隊がイランへ向かっている」と投稿し、イランに対して核開発問題の解決に向けた交渉に応じるよう迫りました。

交渉に応じなければ、去年6月に行ったイランの核施設への攻撃よりも大規模な攻撃を行うと警告しています。

これに対し、イランのアラグチ外相はSNSで「いかなる侵略にも即座に、そして強力に対応する準備ができている」とけん制しました。そのうえで、「イランはこれまで相互に利益のある公正公平な核合意を受け入れてきた」と強調。核兵器の保有については「我々の安全保障上の考え方の中に存在しない」としています。

また、イランの国連代表部もSNSで「イランは相互尊重と互恵に基づく対話の準備ができている。しかし、追い詰められれば自国を防衛し、かつてないほどの激しさで応戦するだろう」とけん制しました。