国会では午後、高市総理の所信表明演説に対する各党の代表質問が行われ、論戦がスタートします。野党側は、政府が準備する補正予算案について、高市総理の考えを質す方針です。国会記者会館から中継です。
JNNの世論調査では内閣支持率が80%を超えるなど高い期待が寄せられる一方、衆参ともに少数与党の状況で政策をどのように実現していくか、早速真価が問われることになります。
高市総理の所信表明演説に対する各党の代表質問では、最大の焦点である補正予算案の審議に加え、「議員定数削減」などについて論戦が交わされます。
連立を組む日本維新の会は「改革が前進するような意志を高市総理に示してもらいたい」などとして、藤田共同代表が「副首都構想」や社会保険料の引き下げなど、連立合意書に記された政策について質すことにしています。
立憲民主党 安住淳 幹事長
「3か月間、自民党の政局で(物価高対策が)遅れましたからね。スピーディーに具体的に目に見えるものを、一体どういうふうに実現していくのかということについて、政権側に質していきたい」
立憲民主党は先週国会に提出した食料品の消費税を最長で2年間ゼロにする法案について、今の国会での成立を呼びかける予定で、まずは物価高対策が大きな焦点になる見通しです。
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