アメリカのトランプ大統領は自らの在任中に中国の習近平国家主席が台湾を侵攻することはないと改めて主張しました。

トランプ大統領は2日、放送されたCBSテレビのインタビューで中国による台湾侵攻の可能性をめぐり、「習近平国家主席や彼の周辺は"私の在任中には何もしない"と言っている。彼らはその結末が分かっているからだ」と話しました。

また、先週の米中首脳会談でも台湾に関しては話題にならなかったと改めて説明し、「我々は少し驚いた」と振り返りました。

一方、実際に中国が台湾侵攻に踏み切った場合にアメリカ軍を派遣するかについては「秘密は話せない」と明言を避ける一方、「もし、そのようなことになればどうなるか、中国側は分かっている」とけん制しました。