中東のサウジアラビアを訪問中の中国の習近平国家主席はサルマン国王と会談し、2年に1度、首脳会談を行うことで合意するなど今後さらに関係を強化することで一致しました。

中国外務省によりますと習近平国家主席は8日、サウジアラビアの首都リヤドでサルマン国王と会談しました。

習氏は「多極化した世界で重要な役割を担っているサウジアラビアとの包括的な戦略パートナーシップの発展を重要視している」と話しました。これに対し、サルマン国王も「中国の利益はサウジアラビアの利益でもある」としています。

両国は「包括的な戦略パートナーシップ」に関わる合意を結んだほか、2年ごとに首脳会談を行うことで合意するなど両国の関係を強化することで一致しています。