(ブルームバーグ):ゴールドマン・サックス・グループの著名バンカーの1人、マイケル・マーシュ氏が退社する。
ブルームバーグが確認した社内文書によると、マーシュ氏(49)はロンドンを拠点に、欧州・中東・アフリカ(EMEA)地域の資本ソリューション責任者を務めており、ゴールドマンに約20年在籍した。
現時点で後任は指名されていないが、事情に詳しい関係者が匿名を条件に述べたところによると、米国拠点の資本ソリューション共同責任者、ピート・リヨン氏とマヘシュ・サイレディ氏が、欧州事業への関与を強める見通し。
マーシュ氏およびゴールドマンは退社についてコメントを控えた。リヨン氏とサイレディ氏もコメント要請には直ちに応じなかった。
ゴールドマンは今年、プライベート市場の重要性が高まっていることを踏まえ、新たな人材の登用機会を広げる狙いで資本ソリューション部門を新設したと発表している。
マーシュ氏はこれまで、EMEAファイナンス部門責任者、グローバル信用ファイナンス共同責任者、オルタナティブ資本ソリューション共同責任者などの要職を歴任。2006年に入社し14年にパートナーに昇格した。
原題:Top Goldman Banker Michael Marsh to Retire After Nearly 20 Years(抜粋)
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