(ブルームバーグ):トヨタ自動車グループによる株式公開買い付け(TOB)の手続きに入っている豊田自動織機の株主であるアクティビスト(物言う株主)のエリオット・インベストメント・マネジメントは22日、保有比率が6.65%に従来の5.01%から上昇したことを明らかにした。
エリオットが提出した変更報告書によると、昨年12月2日から1月15日にかけて市場で豊田織機株を買い増した。
トヨタグループは昨年6月、源流企業にあたる豊田織機に対してTOBを実施すると発表したが、TOB価格の低さに市場から失望の声が上がった。11月に開示された豊田織機の半期報告書で、同社の発行済み株式3.26%に当たる979万5000株をエリオットが9月30日時点で保有していたことが判明。12月に入り、保有比率が5.01%まで上昇したことが判明していた。
トヨタグループは今月14日になって、取引の成立確度を高めるため、TOB価格を15%引き上げて1万8800円にすると発表。これに対してエリオットは豊田織機を著しく過小評価しているとして応募しない意向を表明。TOB以外のやり方での持ち合い解消などの提案を示していた。
TOB価格引き上げに伴い買収総額は6月発表時の約4兆7000億円から約5兆4000億円に増加する。TOBは15日に開始し、期間は2月12日まで。
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