(ブルームバーグ):ニデック株が23日、反落して取引を開始した。ムーディーズ・ジャパンが前日にシニア無担保債務格付けを「Baa3」から「Ba3」に3段階引き下げたと発表し、先行きへの懸念が広がった。
ニデックの財務諸表の信頼性に対する不透明感が継続し、ガバナンスリスクが投資適格等級の格付けに相応しないことを反映したという。見通しは「ネガティブ」。Ba3は「投機的等級」に分類されるため、資金調達コストなどが上がる可能性がある。ニデック株は23日の取引で、一時前日比3.6%安の2258円を付けた。
同社を巡っては2025年の前半に、不適切会計の疑いが浮上。東京証券取引所は昨年10月、内部管理体制などについて改善の必要性が高いとして、同社株を特別注意銘柄に指定していた。
第三者委員会による調査が進められており、ニデックでは内部管理体制の改善計画を1月下旬にも日本取引所グループに提出するとしている。
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--取材協力:香月夏子.もっと読むにはこちら bloomberg.com/jp
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