(ブルームバーグ):米国務省は、パレスチナ自治区ガザでの停戦合意に関与する各国に対し、イスラム組織ハマスがパレスチナ人に対する攻撃を計画しており、それが停戦合意の違反に当たると通告した。
18日に発表した声明によると、計画中の攻撃は「仲介努力によって得られた重要な進展を損なう」としている。ただし、声明では引用した「信頼できる報告」について詳細を明らかにしていない。
国務省は声明に関するコメントを控えた。ホワイトハウスにコメントを求めたが、すぐに応じなかった。
国務省は「ハマスがこの攻撃を実行した場合、ガザの人々を守り、停戦を維持するための措置を講じる」と述べた。
これに先立ち、イスラエル国防軍(IDF)は同日、ハマスが死亡したイスラエル人の人質2人の遺体を返還したと発表した。
トランプ米大統領は16日、ハマスがガザで殺害行為を続ければ報復に出ると警告。ソーシャルメディアへの投稿で「ハマスがガザで人々を殺し続けるなら、それは合意に反する。われわれには介入し彼らを殺す以外に選択肢がなくなる」と述べた。
原題:US Warns of ‘Imminent’ Attack by Hamas Against Palestinians (1)(抜粋)
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