(ブルームバーグ):サブプライム(信用力の低い個人)層向けの自動車販売店に融資を行うプライマレンドの債権者らは、数カ月にわたり支払いが滞っている状況を受けて同社の破産申し立てを検討している。業界では、トライカラー・ホールディングスの経営破綻に伴う動揺が続いている。
計画に詳しい複数の関係者によると、2028年償還の7500万ドル(約113億円)相当の社債を保有する債権者は、法律事務所ホワイト・アンド・ケースと協力し、状況把握と今後の対応を検討している。一方、プライマレンド側はアドバイザーとしてフーリハン・ローキーを起用したという。関係者らは、計画が非公開だとして匿名を条件に語った。
プライマレンドの広報担当は電子メールで、同社は通常通り業務を行っており、販売代理店網を支援していると説明。また販売パートナーの融資や契約条件に影響はないという。
この担当者は「プライムレンドは資本構造を強化し、長期的な成功に向けて体制を整えるため、貸し手との建設的な協議を積極的に進めている」と述べた。
フーリハン・ローキーとホワイト・アンド・ケースの担当者はコメントを控えた。
プライマレンドは、低所得者層向けに車の販売と融資を一括して提供する「バイ・ヒア・ペイ・ヒア」型の自動車販売店向けにサービスを提供している。同社のウェブサイトによれば、取扱商品には売掛債権を担保とした融資や不動産向け融資などがある。
サブプライム自動車ローン会社のトライカラーは9月に経営破綻し、市場には衝撃が広がった。詐欺や不正行為の疑いで調査が進む中、破産裁判所で清算手続きが行われている。
原題:Subprime Lender PrimaLend’s Creditors Eye Bankruptcy Push (1)(抜粋)
(プライマレンドのコメントを追加し、更新します)
--取材協力:Paige Smith、Scott Carpenter.もっと読むにはこちら bloomberg.co.jp
©2025 Bloomberg L.P.