長期金利が一時、1.7%まで上昇しました。政治情勢の不透明感などから国債が売られ、およそ17年ぶりの高水準となっています。

きょうの債券市場で長期金利の代表的な指標である10年物の国債利回りは一時、1.7%まで上昇しました。2008年以来、およそ17年ぶりの高い水準です。

自公の連立継続をめぐり不透明感が高まったことで国債が売られ、利回りが上昇しました。

長期金利の上昇は住宅ローンの固定金利などに影響するほか、企業が資金を借り入れる際の利息の増加にもつながるもので、不安定な政治情勢が市民の経済生活にも影響を与えそうです。