ウクライナへの侵攻を続けるロシアへの対応をめぐり、G7=主要7か国は経済的な圧力をさらに強化することで一致しました。

先月12日に続いて、今月1日にオンラインで行われたG7財務大臣会合には加藤大臣が参加し、ウクライナの平和の実現に向けて議論しました。

加藤勝信 財務大臣
「ロシアへの圧力を強める姿勢をG7各国が共有したことについては、ウクライナの公正かつ永続的な平和を実現する観点から有意義なものと考えております」

一方、アメリカが求めている中国とインドへの関税の大幅な引き上げについては、「ロシア産原油を輸入しているという点のみを根拠として、当該国に対して大幅な関税引き上げを実施することは困難である」との考えを改めて示しました。