今月の東京23区の消費者物価指数は速報値で2.5%上昇しました。保育料無償化などの影響で前月比は0.2%減少しました。

東京23区の9月中旬時点の消費者物価指数は、変動の大きい生鮮食品を除いた総合指数が110.0となり、去年の9月と比べて2.5%上昇しました。上昇幅は前の月から横ばいで3か月連続で2%台です。前の月と比べると0.2%減少しました。

東京都では夏の4か月間水道の基本料金が無償化されたことで、水道料は34.6%減少しました。

また、今月から東京都で所得や年齢にかかわらず、全ての子どもの認可保育所などの保育料が無償化されたことで、保育所保育料が60.4%減少したことが主な要因です。

一方、食料費の上昇は続き、コメ類は46.8%の上昇でした。

また、▼コーヒー豆が47.8%、▼チョコレートが53.8%、▼おにぎりが17.7%、▼携帯電話通信料が13.2%上昇しました。