きょうの日経平均株価は先週末より447円高い4万5493円で取引を終え、終値としての最高値を更新しました。最高値更新は先週の木曜日以来です。
FRBによる利下げ継続への期待や、米中首脳の電話会談を受けた米中関係改善への期待から、先週末のニューヨーク市場では主要3指数が再び史上最高値を更新。東京市場でも幅広い銘柄に買い注文が広がりました。
また、円相場が1ドル=148円台前半と、円安方向で推移していることも株価の下支えとなりました。
日経平均株価は先週末、日銀が保有する上場投資信託=ETFを売却する方針を決めたことで一時800円以上下落。
しかし、その後は持ち直し4万5000円を回復したほか、きょうも上昇していて、底堅い状態が続いています。

ヘッジファンドとアセットマネジャー、円相場の行方巡り見方が対立