(ブルームバーグ):米ゴールドマン・サックス・グループは、国際石油資本(メジャー)の英シェルから年金資産400億ドル(約5兆8800億円)相当の運用・管理を受託した。この種の外部委託では最大規模の契約の一つという。
9日の発表によれば、ゴールドマン・サックス・アセット・マネジメント(GSAM)が、欧州の年金資金と専属保険会社関連の資産を運用・管理し、北米の年金プランに関する助言も提供する。
企業年金とNPO、財団法人は、投資運用・管理を大手資産運用会社に委託するケースが増えており、GSAMやブラックロック、マーシュ・マクレナン傘下のマーサー、ラッセル・インベストメントが競合している。
競争プロセスを経た今回の運用委託契約は、パブリック・プライベート資産のほか、年金債務の履行を支援するキャッシュフロー投資と年金負債対応投資が含まれる。資産は年内にGSAMに移される予定だ。
原題:Goldman Lands $40 Billion Mandate From Shell for Pension Assets(抜粋)
(契約の詳細を追加して更新します)
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