韓国の火力発電所で解体作業中のボイラーが倒壊し、7人ががれきの下敷きとなっています。

消防などによりますと、きのう午後、韓国南東部・蔚山市の火力発電所で、高さおよそ60メートルのタワー型ボイラーが倒壊しました。

当時、このボイラーの解体作業が行われていて、作業員9人が巻き込まれました。このうち2人は救助され、命に別状はありませんでしたが、残る7人ががれきの下敷きになっているということです。

ボイラーは、老朽化に伴い、稼働しておらず、先月から解体作業が進められていました。

消防は大型クレーンなどを投入し、救助活動を続けています。