ポルトガルの首都・リスボンでケーブルカーが脱線して大破した事故で、当局は死者が16人に増えたと発表しました。

AP通信が伝えたもので、死亡した人の国籍などは現時点で公表していません。

一方、けが人は21人。ポルトガル人のほか、ドイツ人、スペイン人、フランス人、イタリア人、スイス人、カナダ人、モロッコ人、韓国人、カーボベルデ人が含まれているとしています。

ケーブルカーの車両には当時40人以上が乗り、満員の状態でした。

首都での近年最悪の事故を受け、ポルトガルでは4日を追悼の日としたということです。