トランプ米大統領は、来年の主要20カ国・地域(G20)首脳会議(サミット)を自身がフロリダ州に所有するゴルフリゾートで開催すると明らかにした。また、今年11月に南アフリカで開かれるG20サミットには参加しないとも明言した。

会場はマイアミ近郊のゴルフリゾート「トランプ・ナショナル・ドラル」になる。トランプ氏は5日、ホワイトハウスでのイベントで、「米国は約20年ぶりに、ここ米国でG20サミットを開催する栄誉を得る」とし、「わが国で有数の素晴らしい都市、美しいマイアミ」で開催されるだろうと語った。

ホワイトハウス当局者が匿名で明らかにしたところでは、2026年12月14、15両日に開かれるサミットでは、近年増加していた出席者数を減らすほか、成長と金融安定というG20創設時の目標に沿う形にする計画。

トランプ氏は、サミットの議題はベッセント財務長官が取りまとめることになると述べた。米国のサミット関連の調整を担当する責任者はハセット米国家経済会議(NEC)委員長が務める。

今年の南アのG20サミットにはバンス副大統領が出席するという。

原題:Trump Says He’ll Host 2026 G-20 Summit at His Doral Resort (2)(抜粋)

--取材協力:Michelle Jamrisko、Meghashyam Mali.

もっと読むにはこちら bloomberg.co.jp

©2025 Bloomberg L.P.