カタール航空は、米国で同社初となる専用ラウンジを、ニューヨークのケネディ国際空港(JFK)の最新国際線ターミナル内に開設する。

18日の発表資料によると、専用ラウンジは、同空港のニュー・ターミナル・ワンに設けられ、広さは1万5000平方フィート(約1400平方メートル)となる。ビジネスクラスの乗客向けに、搭乗ゲートへの直結アクセスやVIPチェックインのサービスを提供するほか、礼拝室や免税店などを備える予定。

同社は、2008年以降使用してきた現在のターミナル8から26年にニュー・ターミナル・ワンへ運航拠点を移す計画を明らかにした。

ニュー・ターミナル・ワンは、ニューヨーク・ニュージャージー港湾公社が進める総額190億ドル(約2兆8000億円)規模の同空港再開発プロジェクトの一環として、官民連携で整備される新たな国際線ターミナルとなる。エールフランスや大韓航空、モロッコ航空なども使用を予定している。

総面積260万平方フィートの新国際線ターミナルは26年に第1期工事が完了し、30年に完成予定。23のゲートを持つニュー・ターミナル・ワンは同空港で最大規模のターミナルとなる。

原題:Qatar Airways to Debut First Exclusive US Lounge at JFK(抜粋)

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