(ブルームバーグ):中国共産党の対外交流部門、中央対外連絡部(中連部)の孫海燕副部長が当局に尋問のため拘束されたと、事情に詳しい関係者3人を引用してロイター通信が報じた。
ロイターが関係者のうち2人の話として伝えたところでは、孫氏は上司である劉建超部長とほぼ同じ時期の今月上旬に拘束された。両氏が調査を受けている理由は不明だという。
中国外務省と中連部にコメントを求めたが、すぐには返答がなかった。
劉部長は将来的に王毅外相の後任になると広く見込まれていた。秦剛氏が外相就任から1年足らずで突如解任された後、王氏が2023年7月に外相に復帰していた。
中連部の公式サイトによると、劉部長の公務は7月29日にアルジェリアで現地当局者と会談したのが最後となっている。孫副部長は先月31日、オンラインでフォーラムに出席していた。両氏はなお中連部の幹部として記載されている。
原題:China Detains Second Key Diplomat for Questioning, Reuters Says(抜粋)
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