世界最大の上場ヘッジファンド企業、英マン・グループは30日、運用資産残高が過去最高を更新したと明らかにした。4-6月(第2四半期)に記録的な資金流入があり、関税を巡る混乱に伴う資産規模縮小から持ち直した。

発表資料によれば、4-6月の資金流入は140億ドル(約2兆円)。運用資産は4月14日時点の推定1670億ドルから1933億ドルに膨らんだ。資金流入額と資産残高のいずれも、同社がまとめたアナリスト予想を上回った。

1-6月(上期)全体の純流入は176億ドルに達し、そのうち132億ドルはシステマティック・ロングオンリー戦略における単一顧客からの資金だったとマンは説明。

ロビン・グルー最高経営責任者(CEO)は「力強い勢い」で7-12月(下期)に入ると資料でコメントした。

原題:Man Group Assets Climb to Record on Best Quarterly Inflows (1)(抜粋)

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