楽天グループの三木谷社長は、特定の目標を達成するために自律的に業務を進める「エージェント型AI」の独自サービスを始めると発表しました。
楽天グループ 三木谷浩史 社長
「きょう、この場で『Rakuten AI』、最強のAIエージェントというものを発表させていただきます」
きょう開かれた楽天グループのイベントに登壇した三木谷浩史社長は、新たに始める「エージェント型のAI」のサービスでは、これまでAIが指示に答えるだけだったものが、「ユーザーの意図を理解し実行する、スーパー秘書のようなものになる」と、その価値を強調しました。
例えば、ユーザーが気に入った万年筆の写真を読み込ませると、好みに応じた商品を提案してくれるということで、新たなサービスは今後、傘下の楽天市場などで活用されるということです。
エージェント型AIをめぐっては、ソフトバンク・グループもアメリカのオープンAIなどと共同で企業向けのAIシステムを発表していて、各社の競争が激しくなっています。
【コラム】日本にチャンス到来、鉄道外交で中国つまずく-バスワニ