参議院選挙の敗北を受けて自民党の両院議員懇談会が行われ、石破総理は現時点では続投の方針に「変わりはない」と明言しました。

懇談会はおよそ4時間半に及び、出席者によりますと、続投の意向を示す石破総理に理解を示す議員もいた一方、辞任を求める声も多く上がりました。

終了後、石破総理は記者団に対し、自らの責任について「適切に判断したい」と述べましたが、現時点で続投の方針に「変わりはない」と明言しました。

記者
「続投方針に変わりはないか」
石破総理
「ございません。それは果たすべき責任を果たしていきたいということでございます」

一方、森山幹事長は29日の役員会で、議決権のある「両院議員総会」を開催する方向で協議する考えを示しました。