米ボーイングはセントルイスにある防衛部門の拠点でのストライキに備えている。労働組合は4年間で賃金を20%引き上げる提案を拒否した。

ミズーリ州とイリノイ州のボーイング防衛部門で働く3200人の労働者を代表する国際機械工・航空機工労組(IAM)支部は27日、組合員が新条件に圧倒的多数で反対票を投じたと発表した。

現在の契約は米中部時間27日午後11時59分に期限が切れるが、ストに突入し、ボーイングの軍事航空機工場の製造を停止する前に、7日間の「冷却期間」が設けられている。ボーイングは労組側との協議を一切予定していない。こうした協議は通常、カウンターオファー(対案提示)の前段階とされる。

原題:Boeing Braces for Defense Hub Strike as Workers Reject Offer (2)(抜粋)

--取材協力:Bill Haubert.

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