日米関税交渉の合意を受けたマーケットの反応です。日経平均株価は一時1200円以上大きく値上がりし、今年の最高値を更新しました。中継です。

「選挙後にこれだけ早く決まるとは、まさにポジティブサプライズ」。市場関係者からは急転直下の合意に驚きが漏れ聞こえます。

きょうの東京株式市場は全面高の展開で、午前の日経平均株価は一時1200円以上値上がりし、取引時間中として今年の最高値を更新しました。

関税交渉の合意を受けて、市場では不透明感が後退。自動車の関税が15%に引き下がると伝わると、トヨタが一時13%以上上昇するなど、関税の影響が懸念されていた輸出関連株が大きく買われています。

結局、午前は節目の4万円を回復し、4万1053円で取引を終えました。

市場関係者は「15%の関税が企業の業績にどう影響するかに注目」と話していて、市場の関心はこれから本格化する企業決算に集まりそうです。