石油輸出国機構(OPEC)と非加盟産油国で構成するOPECプラスは4日の会合で、1-3月(第1四半期)の増産を計画通りに見送り、現行の生産水準を維持することを決めた。世界市場が供給過剰に直面していることに加え、米国によるベネズエラのマドゥロ大統領拘束といった衝撃が供給に影響を与えるかどうかを見極めようとしている。

サウジアラビアとロシアが主導するOPECプラスの主要メンバー国は、3月末まで現行の生産水準を維持する。最近のオンライン会合と同様に、今回の会合も10分足らずと短時間で終了した。

会合ではベネズエラに関する議論はなかったが、複数の参加国代表者は、マドゥロ氏拘束を受けて直ちに供給量を調整するのは時期尚早だと述べた。それでもベネズエラの産出量の見通しがグループにとって今後数カ月間の重要な課題となる可能性がある。

ベネズエラは世界最大の石油埋蔵量を誇るが、現在の生産量は世界需要の1%未満にとどまっている。アナリストやトレーダーによれば、ベネズエラの重要なインフラが完全に修復され、石油が同国から自由に出荷されるようになるには数年を要する可能性がある。

原油先物は昨年、新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)時の2020年以降では最大となる18%の大幅下落を記録した。OPECプラス加盟国やその他の主要産油国の供給量が拡大したためで、26年は大幅な供給過剰が予想されている。

原題:OPEC+ Sticks With Plan to Keep Oil Flow Steady Amid Turmoil (1)(抜粋)

--取材協力:Olga Tanas、Fiona MacDonald.

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