参院選の結果を受けたマーケットの反応です。日経平均株価は一時400円以上値上がりしました。
参院選後、初の取引を迎えましたが、株式市場では「与党の敗北は想定内だった」として、落ち着いた様子で取引が行われています。
みずほ証券コンタクトセンター
「大敗と退陣が一番最悪のシナリオでしたから、そこまではいかなかったという話」
日経平均株価は一時400円以上値上がりし、節目の4万円台を回復する場面もありました。
結局、午前は73円高い3万9892円で取引を終えています。
市場では与党の敗北について「想定内の負け方」との認識が拡大していて、不透明感が和らぎ、幅広い銘柄が買われています。また、石破総理の続投表明を受けて、政治が混乱するとの懸念が後退したことも追い風となりました。
ただ、今後、自民党内で石破総理の退陣を求める声もあがるなど政治の先行きは不透明で、市場の警戒感は晴れきったとはいえなそうです。

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