9日の債券相場は先物が下落。参院選後の財政拡大や10日の20年国債入札に対する警戒感から売りが優勢だ。前日まで大きく売られた超長期債は買い戻されている。

アクサ・インベストメント・マネージャーズの木村龍太郎シニア債券ストラテジストは20年債入札について、「超長期債全体のセンチメントの悪さに引きずられる不安感はある」と指摘。その上で「長期金利が比較的安定していることにアンカーされる部分がある。30年や40年債よりデュレーションリスクが小さい」ことから手掛ける向きも期待できると言う。

超長期債が買われていることについては、7、8日に金利が大きく上昇して「投資妙味を見いだす投資家がいるようだ」と同氏は述べた。

 

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