全国のスーパーやドラッグストアなどで販売されたコメの平均価格は、5キロあたり3691円と6週連続で値下がりしました。

農林水産省は、これまで把握していなかった小売店の業態別など、より詳細なコメ価格を示すため、先月から全国のスーパーなどおよそ6000店舗を対象とした民間の調査を新たに活用しています。

きょう公表された最新のデータによりますと、6月23日から29日までに販売された平均価格は、前の週より57円下がって3691円となりました。6週連続の値下がりです。

「随意契約」による2000円前後の備蓄米の流通が進んでいることが要因とみられます。

地域別では、最も安かった「信越」が2968円だった一方、「東海」は4122円、「北陸」は4063円と依然として4000円台の県もあり、地域差が拡大している状況です。