アメリカの関税措置をめぐり、トランプ大統領は4日から各国に新たな関税率を通知し始めると表明し、関税率は10%から70%までの範囲になると発言しました。

アメリカ トランプ大統領
「明日、10から12か国に関税率を通知する。9日までには通知を終えられると思う。関税率は60~70%や、10~20%など、それぞれ適用されるだろう」

トランプ大統領は、4日から各国に新たな関税率を通知する手紙を送り始め、9日までに通知を終えるという見通しを示しました。

さらに、トランプ氏は各国に課す関税率は10%から70%の範囲になると説明しました。

トランプ政権が4月に発表した「相互関税」の関税率は最高でも50%で、70%はそれよりも大幅に高い水準となります。

トランプ氏はどの国に70%の関税率を適用するのかなど、詳細は説明していません。

また、トランプ氏は「アメリカには8月1日から資金が入ってくる」と話し、来月1日から新たな関税率を適用する考えを示しています。