再審無罪となった袴田巌さんの姉・ひで子さんが、フランスで開催されている国際会合に参加し、日本の司法制度の課題などを訴えました。

袴田巌さんの姉 ひで子さん
「私の弟は殺人犯、殺人死刑囚として47年7か月、拘置所に収監されておりました」

30日、フランスのパリでNGOが主催した死刑廃止を訴える国際会合に袴田巌さんの姉・ひで子さんが参加し、スピーチを行いました。

袴田ひで子さん
「再審の扉というのは開かずの扉と申しまして、なかなか日本では裁判が進みません。弟だけ助かればいいという問題でもございません。死刑制度が一日も早くなくなることを望んでいます」

ひで子さんのスピーチを聞いた人は…

会合に参加した人
「死刑廃止に向けた議論が行われるこの場で、彼女を迎えることができてとても良かったです」
「非常に力強く、当事者ならではの決意を感じました。長きにわたる闘いでしたが、同時に希望の兆しでもあります」

会場には巌さんが拘置所で書いた手紙の一文も展示されています。