5月の家計調査で、消費に使った金額は4.7%増加しました。

総務省が発表した家計調査によりますと、5月の2人以上の世帯が消費に使った金額は31万6085円で、物価の変動を除いた実質で去年5月と比べ4.7%増加しました。

2022年8月以来の高水準です。

▼自動車の購入などを含む自動車等関係費が+46.8%となったほか、▼国内外のパック旅行が+55.0%と大きく増加し、全体を押し上げました。

総務省は自動車関係費が伸びた要因について「去年の自動車認証不正問題による自動車の買い控えの反動が大きく寄与した」と分析しています。

また「食料」への支出は外食などが伸びたことで+1.0%でしたが、品目別でみると「米」は-8.2%でした。

米価格の上昇によって家庭の米の購入量が減少したことが要因だと分析しています。