(ブルームバーグ):3日の欧州債券市場は、前日下落した英国債が買われ、ベア・スティープ化していたイールドカーブがブル・フラット化した。進退を巡り憶測が広がっていたリーブス英財務相について、スターマー首相が支持を明確に示したためだ。他の欧州債も、強い雇用統計を受けて米国債が売られた動きとは一線を画す展開となった。
英10年債利回りは、7ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)下落し、4.54%で取引を終えた。スターマー氏が支持を表明したことに続き、リーブス氏本人も改めて財政規律の堅持を強調したことが支えとなった。英30年債利回りも8bp下落し、5.34%となった。
米国の雇用統計が予想を上回り、景気への過度な懸念が後退したことを受けて、欧州株は上昇した。
ストックス欧州600指数は0.5%高で取引を終えた。生活用品や小売関連株が上昇を主導し、ヘルスケアや鉱業株は下落して出遅れた。米国が中国向けの半導体設計ソフトウエア販売に関する輸出ライセンス要件を撤廃したことを背景に、楽観的な見通しが広がり、ドイツのシーメンスは0.8%高となった。
リーブス氏の進退を巡る懸念が後退したことで、英国内株中心のFTSE250指数は1.2%反発した。
7月3日の欧州マーケット概観(表はロンドン午後6時現在)
原題:Gilts Lead Bull-Flattening, BTPs Outperform; End-of-Day Curves、European Stocks Gain as Robust US Jobs Data Ease Growth Worries(抜粋)
--取材協力:Indy Scholtens、Michael Msika、Jan-Patrick Barnert.
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