セガの内海州史社長は3日、今後の戦略として、豊富な知的財産(IP)を活用し、グローバル市場での展開を強化することが重要と述べた。

内海氏はブルームバーグ・テレビジョンとのインタビューで、「今後2-3年でIPの復活で新たな収益源が生まれ、今後3-5年でゲーム・アズ・ア・サービス(GAAS)領域でグローバル展開を進める」と話した。同氏はソニーでプレイステーション立ち上げに携わった後、セガ、ディズニー・インタラクティブ、ワーナーミュージック・ジャパンと渡り歩き、2020年にセガの最高戦略責任者(CSO)、24年に社長に就任した。

内海氏は、グローバル展開する上での最大の課題は、「開発者の意識改革」と言う。かつては日本市場ばかりを重視しており、グローバル市場を視野に入れていなかったため、まずは開発者にその意識を持たせる必要がある。その次の課題は、出版やSNSマーケティングの変化への対応で「このトレンドにも追いついていく」と述べた。

セガは欧米では認知度があるが、中国などアジア市場への進出には難しさがある。中国では現地企業との提携を通じて市場開拓を進めており、東南アジアでも各国に適したパートナーを選定しているという。

モバイル市場の重要性について、内海氏は、現時点でゲーム業界全体の半分以上を占めており、今後も他のプラットフォーム以上に成長すると予測。モバイル向けに「ソニック」シリーズの活用と、「アングリーバード」の開発会社ロビオ・エンターテインメントの買収を通じて、モバイル市場への展開を強化する。

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