賞味期限が迫った食品を割引価格で購入できるアプリを運営するスタートアップ、トゥー・グッド・トゥ・ゴー(Too Good To Go)は、事業拡大に向け2億-3億ユーロ(約337億-506億円)規模の資金調達を検討している。事情に詳しい関係者が明らかにした。

関係者によると、デンマークに本社を置く同社は新たな資金調達ラウンドについてアドバイザーと協力しており、投資家への打診も始めているという。関係者は非公開情報を理由に匿名で語った。

今回の資金調達で同社の評価額は10億ドルを上回る見込みで、いわゆる「ユニコーン」入りを果たす可能性があるという。関係者は、検討はまだ初期段階で、詳細は変更される可能性があるとしている。トゥー・グッド・トゥ・ゴーの担当者はコメントを控えた。

同社は欧州および北米の19カ国で事業を展開。アプリ登録ユーザーは約1億人に上り、米スターバックスや英カフェチェーン、プレタマンジェなどのブランドから「サプライズ・バッグ」と呼ばれる食品セットを約5~10ドルで購入することが可能だ。中身の通常価格の約3分の1から半額程度と割安なのが特徴となっている。

米国での事業拡大も進めており、昨年には急上昇する食品価格に苦しむ消費者が増える中、コンビニエンスストア「サークルK」の米国内の数千店舗を新たにネットワークに加えた。

同社は2021年に、パリのベンチャーキャピタルが主導する資金調達ラウンドで3110万ドルを調達している。

原題:Startup Too Good To Go Said to Weigh €300 Million Funding Round(抜粋)

--取材協力:Sanne Wass.

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