国会では、野党7党が提出した“ガソリン減税法案”が19日から審議入りします。

野党7党が提出したガソリン税の暫定税率を廃止する法案をめぐっては、「与党側が審議入りに応じなかった」として、衆議院・財務金融委員会の委員長に対して解任決議案が提出され、決議案は18日、野党の賛成多数で可決しました。衆議院で委員長に対する解任決議案の可決は戦後初めてのことです。

その後、投票によって新たな委員長として選出された立憲民主党の阿久津幸彦氏は、財務金融委員会の理事懇談会を開き、19日から“ガソリン減税”法案について審議入りすることを決めました。

ただ、▼今の国会が次の日曜日に会期末を迎え、日程が窮屈であることや、▼衆議院で野党の賛成多数で可決したとしても、参議院では与党側が多数を占めているため、法案の成立は難しい状況です。