レギュラーガソリンの価格は、補助金の効果などで8週連続で値下がりしました。先週に続き、およそ2年ぶりの安値水準です。

資源エネルギー庁によりますと、今月16日時点のレギュラーガソリンの全国の平均小売価格は1リットルあたり171円20銭で、前の週より1円安くなりました。8週連続の値下がりで、先週に続き、およそ2年ぶりの安値水準となっています。

政府が先月22日から1リットルあたり最大10円を定額で補助する新たな支援制度を始めていることなどが影響しました。

ただ、イスラエルとイランの対立で原油価格が高騰していることから、石油情報センターは来週のガソリン価格の見通しについて、「値上がり」を予想しています。