中東情勢の緊迫化を受けて、原油の先物価格が急上昇しています。一時、1バレル=77ドルをつけ、今年1月以来およそ5か月ぶりの高値となりました。

日本時間きょう(13日)午前のニューヨーク原油市場では、原油価格の国際的な指標となるWTIの先物価格が前日から一時14%以上急騰し、1バレルあたり77ドル台後半をつけました。今年1月下旬以来、およそ5か月ぶりの高値水準です。

イスラエルがイランの核関連施設を含む複数の個所に空爆を行ったと発表。中東情勢の緊迫化によって、原油の供給が不安定化するのではとの懸念が急速に広がったことで買い注文が相次いでいます。