林官房長官は、男女平等の度合いを示すジェンダーギャップ指数について、日本が148か国中118位だったことを受け、男女共同参画の状況が諸外国と比べて遅れているとの見解を示し、「謙虚に受け止める必要がある」と話しました。

世界経済フォーラムは11日、2025年のジェンダーギャップ指数を公表し、日本は148か国中118位で、G7=主要7か国の中で最下位の結果となりました。

林官房長官
「この結果は依然として、我が国の男女共同参画の状況が諸外国と比べて遅れていることを示すものと謙虚に受け止める必要があると考えております」

林官房長官は、背景のひとつに政治分野の評価が低かったことを挙げたうえで、「政治分野における男女共同参画は、民意をより一層反映させる上で重要」だと話し、女性議員の割合を増やすための取り組みを進める考えを示しました。