(ブルームバーグ):トランプ米大統領は、イランと取引する国からの輸入品に25%の関税を課す方針を明らかにした。大規模な抗議行動で動揺するイランへの圧力を強化する。
トランプ大統領は新たな関税について、「即時発効する」とトゥルース・ソーシャルに投稿したが、それ以上の詳細には言及していない。
トランプ氏は「イラン・イスラム共和国と取引を行ういかなる国も、米国との全ての商取引で25%の関税を支払うことになる。この命令は最終的かつ決定的なものだ」と説明した。
米政府はロシア産原油の購入に関連し、インド製品に最大50%の関税を既に課している。また中国からの輸入品に追加で25%の関税を課すことは、トランプ大統領が中国の習近平国家主席と昨年取り決めた貿易休戦を覆す危険がある。
日本の財務省が昨年7月に発表した2025年上半期の貿易統計によると、日本のイラン向け輸出額は59億8300万円、イランからの輸入額は19億2900万円。規模は限定的とはいえ、日本企業もイランと商取引を行っており、関税措置の適用範囲次第では影響を受ける恐れがある。
日本のイランからの原油輸入は、米国の対イラン制裁の影響で、19年以降事実上停止している。
一方、米政府は制裁の運用で適用除外を認めたケースもある。対ロシア制裁を巡っては、米財務省は極東サハリンでのエネルギー開発事業「サハリン2」に関し、副産物として生産された原油を日本が輸入することを2026年6月18日まで認可し、その間は制裁を適用しないと声明で発表した。
原題:Trump to Impose 25% Tariff on Any Country That Trades With Iran(抜粋)
(対日貿易額の情報などを追加して更新します)
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