米フィラデルフィア連銀のハーカー総裁は、年後半に利下げに向かう道筋はあり得るとしつつ、当面は政策を据え置き、不確実性が弱まるのを待つべきだとの見解を改めて示した。

フィラデルフィア連銀のハーカー総裁

ハーカー氏は6日、経済専門局CNBCとのインタビューで「現時点では、行動を控え、不確実性の一部が自然に解消されるのを待つべきだと強く考えている」と発言。「ハードデータが示していることではなく、仮定に基づいて先回りの行動を取るのは、誤った判断だと思う」と述べた。

「当面は様子見することになる」と同氏。「しかし、状況が落ち着き、先行きが一段と明確になり、インフレ率が2%へと低下し続ければ、年後半には利下げが視野に入ってくる可能性がある」と続けた。

この日発表された5月の米雇用統計については、「堅調」だったと語った。ハーカー氏は今月末に退任する。同連銀の総裁を10年間務め、規則で定められている定年の年齢に達したことが理由。

原題:Harker Urges Fed to Wait for More Clarity Before Adjusting Rates(抜粋)

--取材協力:Jonnelle Marte.

もっと読むにはこちら bloomberg.co.jp

©2025 Bloomberg L.P.