米連邦準備制度理事会(FRB)の銀行監督担当副議長に就任するボウマン理事は、非公開としている大手銀行の評価と実際の財務状況との間に「奇妙な不一致」が見られるとして、FRBとして近く対処する考えを示した。

ボウマン氏は6日、ジョージタウン大学マクドナー・スクール・オブ・ビジネスでのイベントで講演。事前に配布された原稿によると、FRBのデータによれば2024年前半において米大手銀の3分の2が「不十分」と評価された一方、それら銀行の大半は監督当局による資本・流動性要件を全て満たしていたと述べた。

「財務状況と監督評価との間にあるこの奇妙な不一致は、慎重な見直しと現在の評価手法の適切な修正を必要としている」とボウマン氏は指摘。「大手行に対する現在の評価の枠組みでは、単一の項目に対する評価が不十分なだけで『経営が適切でない』とみなされる可能性があり、それが経営の健全性と財務状況との間の不一致を生んでいる」と語った。

ボウマン氏によると、FRBは大手行に対する評価枠組みの変更案を提示する予定。変更では「さまざまな状況下やストレス環境でのレジリエンスを実証している銀行に対し、単一の評価項目に過度に依存することなく、経営の健全性判断をより合理的に行うことを目指す」と説明した。

原題:Fed’s Bowman Says Big Banks’ Secret Ratings Will Be Addressed(抜粋)

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