5月の米雇用統計で雇用者数と賃金が予想を上回る伸びとなったことで、年内の米利下げ観測が後退した。

金利スワップ市場では、9月までに0.25ポイントの利下げが実施される確率を約70%とみている。足元では年内2回の利下げを完全に織り込んでいない。

米国債利回りは各年限で少なくとも5ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)上昇。10年債利回りは直近で7.5bp上昇の4.47%。金融政策の影響を最も受けやすい2年債利回りも7.5bp上昇の3.99%をつけた。

ブラックロックのポートフォリオマネジャー、ジェフリー・ローゼンバーグ氏は今回の統計について「労働市場は鈍化しつつも依然として堅調というのが主なポイントだ」とブルームバーグテレビジョンで指摘。「そのため債券市場は反応しており、利下げ観測が幾分後退している」と語った。

 

原題:Treasuries Drop as Strong Jobs Data Curb Bets on Fed Rate Cuts(抜粋)

--取材協力:Carter Johnson.

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