日銀が発表した今年3月の企業物価指数は前の年の同じ月と比べて9.5%上昇しました。13か月連続のプラスで依然、歴史的な高水準です。


日銀によりますと、企業間で取引される商品の価格変動を示す今年3月の国内企業物価指数は、2015年を平均100として前の年の同じ月と比べて9.5%上昇の112.0でした。13か月連続のプラスです。

急速に円安が進むなか、ロシアによるウクライナ侵攻で原油など原材料価格の高騰に拍車をかけています。

伸び率は依然としてオイルショックの影響のあった1980年12月(10.4%)以来の歴史的な高水準でした。

また、2021年度の国内企業物価指数は、前年度比7.3%上昇の107.5で、比較可能な1981年度以降で最大の伸び率でした。