米航空持ち株会社アラスカ・エア・グループのベン・ミニクッチ最高経営責任者(CEO)は、業界全体の需要と供給のバランスが整うまで、国内運賃は今年後半にかけて低迷が続くと予想している。

アラスカ・エアは今年「堅調な利益」を見込んでいる一方で、競合他社の過剰供給により運賃が抑制され、同社のイールド(1マイル当たりの平均運賃)に悪影響が出ているとミニクッチCEOが述べた。

米航空持ち株会社アラスカ・エア・グループのベン・ミニクッチ最高経営責任者(CEO)

同氏はニューデリーで開催された国際航空運送協会(IATA)の年次総会でインタビューに応じ、この予想外の運賃は「7-9月(第3四半期)まで続くと予想しているが、多くの航空会社が供給能力を合理化することで、10-12月(第4四半期)には改善すると思う」とコメントした。

米航空業界は貿易戦争や経済不安による国内旅行需要の混乱に直面しており、多くの米系航空会社がここ数カ月で利益見通しを撤回している。

一方で、一部の経営陣は需要の安定化を指摘しており、デルタ航空のエド・バスティアンCEOは同総会で、今年後半には改善すると確信を強めていると語った。

ミニクッチ氏は、アラスカ・エアはボーイングの「787ドリームライナー」の追加注文を検討しており、古い小型機の代替を探し始めたと述べた。

アラスカ・エアは9月にハワイアン航空との合併により、「787-9」を3月31日時点で3機保有し、さらに9機の購入を確定していた。

原題:Alaska Air CEO Sees Fare Weakness Lasting Into Third Quarter(抜粋)

--取材協力:Mary Schlangenstein.

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