(ブルームバーグ):野村ホールディングス(HD)は17日、2026年4-6月期(第1四半期)のトレーディングや投資銀行業務などを含むホールセール部門の収益が前年同期比3割以上の増収ペースで推移しているとの速報値を発表した。株式関連事業が牽引しているという。
12日時点の数値をベースに四半期換算した。同社は25年10-12月期(第3四半期)分から同部門収益の速報値の開示を始めた。ホールセール部門は野村HD全体収益の5割超を稼ぎ出す主力部門。トレーディング業務などの収益は市場変動に左右されやすく、業績予想が難しいことでも知られる。
ホールセール部門の収益速報値の発表を受けて、野村HDの株価は上げ幅を拡大した。一時、前日比4.5%高の1478円まで上昇した。
ブルームバーグ・インテリジェンス(BI)のフランシス・チャン・シニアアナリストは、速報値の発表を受けて、今期(27年3月期)の野村HD全体の純営業収益が前期比横ばいの約2兆2000億円との市場コンセンサスを上回る可能性が高まっているとの見方をリポートで示した。
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